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十二月の花と実(がんサバイバー・クラブ、2019年12月寄稿)
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最近は温暖化のためか12月になっても、黄葉や紅葉、実たちが、楽しめるようになっています。九州と山口はその傾向が強いようです。12月に認められた植物を集めてみました。福岡の九州がんセンターではモミジバフウの葉たちが、緑、黄色、オレンジ色、紅色と入り混じり、またサンシュユの木は真っ赤な実を付けていました。高杉晋作とのゆかりの地である下関の功山寺でも、カエデがいろいろな段階の葉がそよいて・・・。熊本の三角西港(世界遺産)では、アコウの木が枝から直接に多くの褐色の実が付けていて、気根とともにその特徴を示していました。そして鹿児島の屋久島にある大川の滝では、白い滝の飛沫に濡れて緑色の苔類が色の鮮やさを保ち、滝の周囲ではススキも揺れていました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2019年12月01日
- 更新日
- 2019年12月12日 11時 18分