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令和4年「 春風届ける 四月の花」( がんサバイバー・クラブ、2022年 4月 寄稿)
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令和4年も卯月に入り時々、寒の戻りもありますが、南風も吹き全国的にめっきり暖かい春を迎えました。先月は新型コロナ感染者も、少なくなってきましたが、下旬には増加の傾向が伝えられてます。まだまだ気が抜けません。お互い対策を続けましょう。
さて4月になると昔も今も、日本列島は春の装いに満ちています。大分県の九重にある野の花の郷では、4枚の花弁を持ったイカリソウ(碇草)が吊り下がり、四方に船の錨のような細長い管状の突起を出していました。神奈川県にある三渓園では、黄色いヤエヤマブキが春雨に濡れて、鮮やかに揺れています。福島県の会津若松城は、薄桃色のサクラ(ソメイヨシノ)が満開で、天守閣の白漆喰に同期しています。長崎県の鷹島モンゴル村にあった森の遊歩道では、鐙の形に似た暗紫色のブサシアブミの仏炎苞が地面から出てきてました。滋賀県にある百済寺では、三叉状に分かれた枝先に、ミツマタの球状に丸まった黄色の頭花が、下向きに咲いています。本格的な春の到来です。各地で、それぞれの春を楽しみましょう。(潮 信輔)
- 登録日
- 2022年04月01日
- 更新日
- 2022年04月04日 10時 57分