癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

ツツジ（躑躅）はツツジ属の総称で、常緑もしくは落葉生の低木〜高木です。種類も色も多くて、暖かい気分にさせてくれるなじみ深い花木。世界には約８５０種、日本には約５０種があると云われています。また福岡県と静岡県の県の花になっていて、その他にも約１００の自治体で、市町村の花に指定されています。

４月から５月に、枝先に漏斗型で先端が５つに分かれた花を数個つけます。わが国では公園や庭先などに、植え込みとしてよく植えられています。豪華で春盛りを告げる満開の姿、道路の分離帯では花のベルトとして・・・。見る人々の気持ちを、浮きだたせてくれます。

また冬でも葉は、寒さや雪の冷たさにも負けずに、常に緑色で春に向かって花芽を護っています。そして春には、黄緑色の若葉が萌え出し、暖かい色の花びらで、私たちを励ましてくれます。

花言葉は、「自制心」、「恋の喜び」、「燃える思い」、「初恋」など。やはりツツジは暖かくて、気分を温かくしてくれる花です。（潮 信輔）