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日本各地の「高原のススキ」
Japanese pampas grass fields in Japan
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ススキ(芒、薄)はイネ科でススキ属の植物です。日本全域の高原、草原、平地の道端や、空き地などで広く見られます。秋の七草の一つで、尾花とも呼ばれ生け花や月見などに使われ、日本の秋風情によく似合っています。普通は日当たりのよい場所に、多数の茎が群がって群生し、穂は長さ約15cm。草原に広がる一面のススキの原に立つと、爽快感とともに開放的な気分になります。
春から夏にかけては、真っ直ぐに伸びる葉の間から緑色を帯びた蕾が、顔を出し花穂となって、青空に揺れるそれらの姿は、解放感に富みます。そして秋は、穂は白くなり銀色から金色に変わる時期です。芒(のぎ)と呼ばれる穂が銀色に光り、風を受けて揺れる白い綿毛・・・。高原の秋を満喫させ、詩情を掻き立てます。冬は地上部が枯れますが、高原では霜が降り、薄く雪が積もった枯れススキには風情が漂います。
日本各地の高原で、一面に広がる「ススキの原」を集めてみました。全国には多くのススキの高原や草原があります。そのいくつかとして、九州の阿蘇高原、えびの高原、くじゅう高原、関東の那須高原、東北の安比高原を紹介します。これらの他にも我が国には、多くのススキの群落で有名なところがあります。やはりススキは日本人の心にそっと寄り添う植物です。(潮 信輔)
- 登録日
- 2020年09月04日
- 更新日
- 2020年09月04日 14時 53分
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