癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

早春の３月は、冷たい風は次第に弱まり、日差しも明るく感じられます。そして春分の日を過ぎると、わが国の野山は急に春めいてきます。ピンク、黄、青、朱色･･････、いろいろな色をした花が、里山、里村、草原、あぜ道、水辺の草地などに、咲いてきます。その中には、白い色の花たちも多く見られます。そこで今回は、３月に咲いた草の白い花の中から、２５種類の植物を集めました。森や林縁ではフキノトウ、ヒトリシズカ、ユキワリイチゲなどが･･････、野原やあぜ道ではハコベ、ハナニラ、オランダミミナグサなどが、小さな白い花を咲かせます。また公園や家の花壇では、白いアリッサム、ヒナソウ、フッキソウやシバザクラが、他の華やかな花を引き立てる役目を果たしています。そして白い花弁に緑の斑点を持つスノーフレーク、白い花弁に薄紫色の縦すじを持つハナニラ。清楚な白い色をした３月花にも、個性があります。（潮 信輔）