TOP > テーマ別おすすめ画像 > 早春の風景を彩るホトケノザ(仏の座)
テーマ別おすすめ画像
早春の風景を彩るホトケノザ(仏の座)
Henbit colors early spring scenery
/
寒い日が続いた時にも、時々小春日和があり、翌日はまだ寒い日が・・・・・・。このような冬から早春にかけて、暖かい日差しに照らされた所では、ホトケノザ(仏の座)が息づいています。。 この植物の和名の由来は、花の下にある半円形の葉が、茎を包み込むようになっている姿が、仏像の蓮華座に似ていることから。またこの蓮華座が何段も層状につくことから、別名はサンカイグサ(三階草)。 野山、田畑のあぜ道、町の道ばたなどに自生する一年草または越年草で、早春の草はあまり目立ちません。しかし葉の脇から長さ2cmほどの筒状花が出てきて、その先はピンク色した唇形状の花弁となります。可憐で暖かい色です。そして周りを一面赤紫色に埋め尽くすと、地面から春が湧いてきたような気がします。 ホトケノザ(仏の座)は、教えのふるさと、心のふるさとを感じさせる植物で、早春の日本の風景を彩る花です。(潮 信輔 )
- 登録日
- 2017年01月10日
- 更新日
- 2024年03月11日 17時 25分