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肥前・唐津の「虹の松原」
Niji-no-Matsubara: pine forest in Karatsu
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国の特別名勝地である唐津の「虹の松原」は、佐賀県唐津市の東端にあります。大陸や朝鮮半島との交流が深かった唐津湾。その湾沿いの白い砂丘に、あたかも虹の弧のように連なる「虹の松原」。 そこでは長さ約5km、幅700mにわたり、海岸線の砂丘に約100万本ものクロマツが群生しています。青い海、白い砂丘、緑の松原がおりなす自然のコントラストは絶景です。 「日本三大松原」の1つで、「日本の自然百選」にも選ばれています。また、この松原の中央を通り続ける国道202号線は、「日本の道百選」に選定されています。道の両側から張り出した松林の枝は自然のトンネルを造り、歩く人、車で走る人の感動を呼びます。森林浴も楽しめ、海風にそよぐ松林の木漏れ日や音たちが、身も心も癒してくれます。そして万葉の香りも漂う鏡山からは、弓形の白砂の汀と四季の田園風景が、特によく見えます。そしてこれらに囲まれた白砂青松の「虹の松原」。いつまでも残したい心の風景です。(潮 信輔)
- 登録日
- 2013年05月26日
- 更新日
- 2022年04月29日 17時 57分