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東京浅草の浅草神社、銀杏の神木、弁天堂
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浅草寺のすぐ近くには」、「三社様」とよばれ親しまれている浅草神社があります。浅草の總鎮守で、「三社権現」とも呼ばれています。5月17日の祭りは、三社祭として全国的に有名。浅草中がわきたつ様子は、テレビでよく放映されています。
現在の社殿は、1649年に徳川の三代将軍である家光によって、建立寄進された神社です。その後、明治の神仏分離により浅草寺とは別の法人になっています。
弁天堂は関東三弁天の一つで、浅草寺の宝蔵門の手前にある小高い丘の上に建っている小さなお堂です。この丘には鐘楼があり、「時の鐘」として、大正末期まで使われたとのこと。そして松尾芭蕉が、「花の雲 鐘は上野か浅草か」と詠んだのはこの鐘を聞いて詠んだとされているとのこと・・・。また1692年に制作されたこの鐘は、しばしば大晦日の除夜の鐘として、放映されています。
浅草寺の少し南側広場には、大きな銀杏の木があります。東京大空襲での戦火をくぐり抜けた”震災神木”として、大切にされています。
浅草は雷門、仲見世通り、本堂の観音様が有名で、多くの人々が訪れます。そのすぐ近くには、浅草神社、弁天堂、鐘楼やご神木の銀杏が、時の流れや人々の来し方行く末を、静かに見守っています。(潮 信輔)
- 登録日
- 2011年11月11日
- 更新日
- 2016年09月23日 14時 10分