癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

　マリーゴールドはメキシコ原産の一年草です。わが国には江戸時代に渡来し、和名は千寿菊や万寿菊。丈夫で育てやすく、花期が長いことに由来するとのことです。そうです。春から秋にかけて、長い期間、花が絶え間なく咲き続けます。独特の臭気で除虫の働きをする為かもしれません。 　色は赤味がかったオレンジ、黄色、白など多彩です。しかし基本は黄色系で、すがすがしい色をしています。つやつやした緑色の葉は、対生して、波状に深く切れ込みます。 　蕾から開花までを追ってみました。蕾は膨らみながら、外側に向かって花びらを広げてゆきます。それと共に、内側の黄緑がかったところは次第に範囲をせばめ、やがて花全体が黄色い手毬状に･･････。 　花言葉は「生きる」、「健康」、「友情」、「可憐な愛情」、「常にかわいらしい」など。マリーゴールドは見る人に、健康と清純の大切さを教えているようです。（潮 信輔）