名所旧跡:No.10 京都の町並み (京都紀行)
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イニシエノミヤコ(祇園・下河原・石塀小・二年坂・西本願寺)
京都を代表する花街として名高い祇園は、お茶屋や料亭が数多く点在する昔ながらの町家が並ぶ京都の風情を色濃く残した地域である。
建物の特徴:駒寄せ・格子手摺・すだれ
下河原通りと高台寺通りを結ぶ、石塀小路と呼ばれる細い路地は、明治末期から大正初期にかけて開発された場所で、高級感を出すために石垣を高くし、石畳を敷き詰めた、貸席を兼ねた高級貸家街として造りだされた町並である。
建物の特徴:犬矢来・切子格子・一文字瓦
二年坂は古くからあったが産寧坂(三年坂)の手前の坂という意味で、この名が通り名となった。大正初期、現在の町並みとなり、国の町並保存地域に指定された。
西本願寺門前の正面通りの両側は仏具商のみが軒を連ねている特殊な町並みである。京仏具は京都の伝統産業の一つである。
建物の特徴:切り妻造り
1200年を超える悠久の歴史の町
世界文化遺産に登録された社寺をはじめとする優れた文化財,情緒あふれる伝統的な町並みは、訪れる方々に「癒しや潤い,安らぎ」を与えてくれる,日本の財産であり,世界の宝であると言えるでしょう。日本の伝統・文化が生き続ける京都には、多くの諸外国の方も訪れています。日本人である私たちも何度も訪れたくな町であります。
京都市は,昭和5年の風致地区の指定以来,70年以上の永きにわたり,我が国の貴重な財産であります。この京都の景観を守ることに全力で努められています。