名所旧跡:No.143 利尻島 (自然味豊かな名所)
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島のシンボル、利尻山
利尻島は北海道稚内の西方約53kmにある周囲63kmの丸い火山島です。利尻はアイヌ語の「リイ・シリ」から来たもので「高い・島」を意味しています。その名の通り、利尻島の中央には1,721mの利尻山がそびえ立ち、美しく広がった山裾をもつその山は「利尻富士」と呼ばれ、地元の人のみならずたくさんの人々に親しまれています。10数km先の礼文島からも早朝、朝焼けのなかに佇む利尻富士の美しい姿が鑑賞できます。
花のあふれる島
利尻島の植物は600種以上とも言われており、礼文島同様、利尻島は高山植物の宝庫です。透き通るような淡い黄色の可憐なリシリヒナゲシなど「リシリ」と名につく植物は10種類以上あります。特に7月中旬から8月上旬、利尻山山頂付近ではボタンキンバイ、エゾノハクサンイチゲなどたくさんの高山植物を見ることができます。
暖流の対馬海流と寒流の千島海流の交差域にある利尻島は豊かな漁業環境のもとにあります。利尻を代表する特産物「利尻昆布」、またその利尻昆布を食べて育ったウニ、アワビなど、ぜひ現地にて海の幸を堪能してみてください。
名称/利尻島(りしりとう)
場所/北海道利尻郡利尻町
礼文島、サロベツ原野とともに「利尻礼文サロベツ国立公園」に指定されています。