名所旧跡:No.165 コッツウォルズ地方 (欧州の名所)
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最もイギリスらしい風景といわれるカントリーサイド
コッツウォルズ地方はイングランドのほぼ中央に位置しています。ロンドンの西約200kmのところに広がる丘陵地帯で、コッツウォルズとは「羊のいる丘」を意味する言葉が語源になっており、北はチッピング・カムデンから、南はバースまで、東側はオックスフォードまでの地区です。
コッツウォルズは古い歴史を持ち、13世紀頃に羊毛産業で栄えた村が多く、現在でも集落から少し離れるだけで緑の牧草地が続き羊が放牧されています。原風景的な田園地帯と、牧歌的な風景を楽しめる、最もイギリスらしい田舎ともいわれています。(特別自然美観地域として指定)
この地方独特の景観「はちみつ色の村」
ハニーストーンという薄茶色の石灰岩で作られた家は、「はちみつ色」といわれており、昔とほとんど変わらない風景が残されています。
20世紀からは、その景観を活かした観光業が盛んになっており、今や英国旅行の大人気スポットで、毎年多くの観光客が訪れているそうです。
コッツウォルズ地方には、丘陵地に張り巡らされたウォーキングコースやガーデンもたくさんあり、多くのイギリス人が訪れる憩いの場所です。
19世紀に活躍したイギリスの詩人で、デザイナー、思想家のウイリアム・モリスがバイブリーを訪れて「イングランドで一番美しい村だ!」言った話も有名です。
名 称/コッツウォルズ地方(こっつうぉるずちほう)
所在地/イギリス イングランド州