名所旧跡:No.20 琉球王国のグスク及び関連遺跡群 (歴史を感じる)
再生にはFlash Playerが必要です。
日本で11番目に誕生した世界遺産
平成12年(2000年)、琉球王国の城(グスク)が世界遺産に登録されました。日本で11番目の認定です。
今帰仁城跡(なきじんじょうあと) 、座喜味城跡(ざきみじょうあと) 、勝連城跡(かつれんじょうあと) 、中城城跡(なかぐすくじょうあと) 、首里城跡(しゅりじょうあと) の5つ城跡。
園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん) 、玉陵(たまうどぅん) 、識名園(しきなえん) 、斎場御嶽(せいふぁうたき)の4つの史跡が含まれます。
折しもこの年、沖縄でサミットが開催されました。
琉球王国の歴史
14世紀頃、各地の按司(あんじ=地域の統治者)を束ねて,
中部の中山(ちゅうざん)、南部の南山(なんざん)、北部の北山(ほくざん)の三つの国にまとまった。この時代を三山時代と呼び、約100年続きました。
琉球は、沖縄本島を中心に鹿児島県の奄美諸島も含む、南西諸島の大半を占め、日本から独立した王国で、中国の冊封国でもありました。
15世紀初め、南山の尚巴志が中山を滅ぼして中山の実権を握り、北山、南山を相次いで滅ぼし、統一王朝(琉球王国)を成立させました。(1429年)
その後、クーデターなどもありましたが、奄美諸島から先島諸島までの琉球列島を統一したのは金丸で、即位後尚円と名乗りました。(1477年)
慶長14年(1609)、江戸幕府の許可を得た島津氏が攻め入り、琉球王国は陥落し、奄美諸島は薩摩藩に編入されました。
名 称/琉球王国のグスク及び関連遺跡群(りゅうきゅうおうこくのぐすくおよびかんれんいせきぐん)
所在地/沖縄県の各地
世界遺産 登録年/2000年(平成12年)
世界遺産登録種別/文化遺産