名所旧跡:No.29 日田・豆田町 (古都を旅する)
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幕府の直轄地(天領)として栄えた日田
豆田町は慶長16年(1601)に永山城下町として生まれました。
町名は元正2年(1616)、石川忠総が日田藩主となり、丸山城を永山城に、丸山町を豆田町と改めたものです。
その後日田代官所の陣屋町として永く栄えました。
約400年前の町割り、水堀、寺社、家蔵などの風景がそのまま残っています。
現在は「九州の小京都」として、全国から観光客が訪れます。
ひな人形が町中に一斉に展示される「おひなまつり」
大名の御用達などをつとめたのが掛屋と呼ばれ、草野家・手島家・千原家・広瀬家の名が知られています。
旧家に伝わるおひな様を展示する「おひなまつり」では、競い合うように風格あるひな人形が展示されます。
通りには雛絵を描いた石や、まめ雛を飾るなど、町中が「ひな祭り」一色となります。
「九州の小京都」と呼ばれるのは日田市だけでなく、秋月、小城、伊万里、人吉、杵築、飫肥、知覧と、実に8カ所あります。
名 称/日田・豆田町(ひた・まめたまち)
所在地/大分県日田市豆田町