名所旧跡:No.48 青島 (南国の情緒)
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檳榔樹に覆われた神秘の島
南国・宮崎の象徴である「青島」は、日南海岸国定公園の日向灘にある周囲1.5km、標高わずか6m程の小さな島です。
この島には樹齢300年を超えるビロウ樹や、亜熱帯植物が生い茂り、国の特別天然記念物に指定されています。また昭和35年〜50年(1960〜1975)頃は人気の新婚旅行地でもありました。
青島にある青島神社には彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、后の豊玉姫命、塩椎神(塩椎老翁)を祀る神社で、彦火火出見尊は山幸彦として知られており、“海幸彦 山幸彦”の神話はここ青島海岸が舞台となっています。
また、プロ野球・読売ジャイアンツがキャンプ前に、必勝祈願の参拝をすることでも有名です。
鬼の洗濯岩と呼ばれる波状岩
周囲は約一千万年から八百万年前の地層(硬さの違う砂岩と泥岩)が侵食により、波状に並んだ独特の岩で囲まれています。干潮時には沖合い100mにまでその景観が続くそうです。
その形状が洗濯板に似ている事から「鬼の洗濯岩」(鬼の洗濯板)と呼ばれています。(国の天然記念物に指定されています。)
祭神「ヒコホホデノミコト」の3代前には天照大神(伊勢神宮主祭神)、父は三種の神器と共に天孫降臨したと云われる彦火瓊瓊杵尊(ひこほににぎのみこと=霧島神宮主祭神)、子供は鵜葦草葦不合命(うがやふきあえずのみこと=鵜戸神宮主祭神)、孫は神武天皇(宮崎神宮主祭神)です。
名 称/青島神社(あおしまじんじゃ)
所在地/宮崎県宮崎市青島