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由緒ある城や宮殿が点在

ドイツの古城街道といえばバーデン・ヴュルテンブルク州のマンハイムから、バイエルン州のバイロイトまでをいい、古城街道としてはチェコ・プラハまでの約1000kmの間のことを指します。その間70以上もの宮殿や古城が点在する街道です。
　代表的な都市としては、マンハイム、ハイデルベルク、バート・ヴィンプフェン、ニュルンベルク、アンスバッハなどがあります。

街を見渡せる丘の上に建設されたハイデルベルク城

ドイツの７大街道の「ファンタスティック街道」にも指定されている都市「ハイデルベルク」。この街に13世紀にプファルツ選帝候の居城としてハイデルベルク城が創られました。
　この城は、歴代の城主が思い思いの館に造り替えていき、様々な建築様式が混在する城となりました。その後「三十年戦争(1618〜1648)」で、ルイ14世のフランス軍によって城は破壊され、現在では戦火をまのがれたごく一部がのこっているだけです。
　また、ドイツ最古のハイデルベルク大学(1386年創設)も有名で、第二次世界大戦中には爆撃を受けずに、古い街並みを残す観光都市として人気がります。

古くはゲーテやショパンなど、多くの芸術家がこのハイデルベルクを愛し、この地から多くの芸術作品を送り出したとも云われています。

名　称／古城街道・ハイデルベルク（こじょうかいどう・はいでるべるく）
所在地／ドイツ　バーデン・ヴュルテンブルク州　ハイデルベルク