癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

中世の街並みや、文化・伝統に触れられる街道

中世の時代に築かれた帝国自由都市や、城壁で囲まれた要塞都市が点在する通りの「ロマンティック街道」は、バイエルン州ヴェルツブルクから、バイエルン州フュッセンまでをいいます。
　代表的な都市としては別コーナーで紹介していますローテンブルクの他に、ヴェルツブルク、ディンケルスビュール、ネルトリンゲン、アウクスブルク、フュッセンなどがあげられます。

未完に終わった白亜の城

城建設に没頭し狂王と呼ばれたバイエルン王・ルートヴィヒ２世。白亜の城が鎮座するこの岩山を爆破して8mほど低くし、その場所に1869年にノイシュヴァンシュタイン城の建設が始まりました。
1873年に城門館が完成、1883年に本館が完成、1884年からは本丸４階に国王ルートヴィヒ２世は約半年滞在しました。
しかし、1886年にシュタルンベルク湖で謎の死を遂げると、未完成のまま工事はストップしました。
そして王の死後間もなく、城は一般の見学者に開放されるようになりました。未完に終わった白亜の城は、国王の夢の固まりだったかもしれません。またこの城は、ディズニーランド「白雪姫城」のモデルとなった城です。

ルートヴィヒ２世の父マクシミリアン２世が再建したホーエンシュヴァンガウ城もすぐ近くにあり、だまし絵で知られるホーエス城もフュッセン市内にあります。

名　称／ドイツ・ロマンティック街道（どいつ・ろまんてぃっくかいどう）
所在地／ドイツ　バイエルン州ヴェルツブルク〜バイエルン州フュッセン間