名所旧跡:No.25 太宰府天満宮 (筑紫野紀行)
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「学問の神」「文化の神」「至誠の神」
太宰府天満宮はご存じのように、菅原道真が祀られた神社です。
菅原道真の出世をねたんだ藤原時平に無実の罪をきせられ、大宰府に左遷されました。
そして左遷から2年後、道真は59歳で清らかな生涯を終えました。
道真没20年後に事実は明らかとなりました。が、時すでに遅し。
1100余年たった現在でも、「学問の神」「文化の神」「至誠の神」として有名です。
飛梅伝説
「東風吹かば においおこせよ 梅の花 主なしとて 春なわすれそ」
道真が京で大好きな梅を詠んだ歌です。
すると梅は、太宰府の主(道真)のところへ飛んでいったといいます。
今でもその梅に木は、本殿向かって右側にあります。
聖域との境界線を意味する麒麟像が手水舎のそばに建っています。
麒麟は中国の伝説の生き物ですが、長崎のグラバー邸で有名なグラバー氏は、この麒麟像に心酔した一人でした。
のちにグラバー氏は知り合いのビール会社を引き継ぐことになり、社名を変更。そうです、「キリンビール」の名前はこの太宰府の銅像が起源だそうです。
名 称/太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)
所在地/福岡県太宰府市宰府