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テーマ別おすすめ画像
イヌガヤの四季

イヌガヤの四季

イヌガヤの実
雄花の開花
イヌガヤ
イヌガヤの葉先に付いた氷
イヌガヤ
イヌガヤの若葉

イヌガヤ


イヌガヤの雄花
イヌガヤの雄花
開花したイヌガヤの雄花
開花したイヌガヤの雄花
雄花の開花


イヌガヤの「蕾と雌花」
イヌガヤのつぼみ
イヌガヤの雌花
イヌガヤの雌花

イヌガヤの雌花


イヌガヤの四季「実の移り変わり」
イヌガヤの実
イヌガヤの緑実
イヌガヤの実
イヌガヤの実
イヌガヤの実


イヌガヤの四季「葉の風情」
イヌガヤの若葉
イヌガヤの雌花
夏のイヌガヤ「緑葉と実」
葉先の氷
イヌガヤの葉先の氷

静止画は以上です。ここからは動画にてお楽しみください。
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イヌガヤは本州から屋久島まで分布する常緑の低木〜小高木です。暖温帯で湿った渓谷の林床や、広葉樹林でよく生育しています。針葉樹で、葉は線形で互生し、細長くて3〜5cmの長さ。表面は暗緑色で、葉質は柔らかく、葉先は短く尖っていますが、触っても痛くないのが特徴の一つです。
雌雄異株で、花期は3〜4月。雄花は淡い黄色で、球形になって下向きに群生します。これに対して雌木では、花は緑色で枝の端近くの葉腋に1〜2個つきます。枝先の雌花は、受粉してから数個の実へ。果実は卵形〜楕円形で、翌年の10月ごろに、丸く大きな種子が実り、肉質の外種皮が熟して赤紫色になります。昔はイヌガヤの実からとれる油が、冬にも凍らないため、屋外の灯火用として使われたとのこと。
イヌガヤはいつも青々していて、雪や氷にも負けず、凛とした強さを持っています。葉に比べて大きな実は光沢があり、小枝の先で個性を発揮しているようです。(潮 信輔)
- 登録日
- 2021年06月22日
- 更新日
- 2021年06月23日 13時 34分