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積雪期の道東「 風蓮湖」
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風蓮湖は北海道の道東、根室市と野付郡別海町にまたがる湖で、野付風蓮道立自然公園に含まれています。根室十家景や別海十景にも指定されています。直接,根室湾に面した汽水湖で、その広さは北海道で第3位とのこと。
周囲には湿地帯、干潟、砂州、低層湿地が広がり、野鳥や水鳥の飛来地や越冬地になっています。そのために春国岱とともに、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(ラムサール条約)に指定。特別天然記念物であるタンチョウの生息地として有名。
今回、久しぶりに訪れたのは3月の中旬で、暦の上では早春でした。しかし、道東にある風蓮湖は殆どが氷雪に覆われた銀世界・・・。早朝のせいか、道の駅にも散策路にも人影がなく、ただただ冷たい風が吹き渡るだけでした。しかし曇り空のなかにも、しばらくすると真っ青な空が広がり、湖の周りではすっかり葉を落とした冬木立が、氷雪に映えていました。大部分の湖面は、氷結していましたが、よくみると中央部の近くは氷雪が溶けて、青い面をのぞかせていました。もうすぐ道東にも春がやってくる気配を感じました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2023年02月15日
- 更新日
- 2023年02月15日 13時 48分