TOP > テーマ別おすすめ画像 > 大分・深耶馬渓「一目八景」の四季
テーマ別おすすめ画像
大分・深耶馬渓「一目八景」の四季

深耶馬渓「一目八景」の四季

夏の一目八景「群猿山」
夏の花
耶馬溪「一目八景」の「鳶巣山」
紅葉の深耶馬溪「一目八景」
春の深耶馬溪・一目八景「鳶巣山」
ハナカイドウの蕾と開花
冬の一目八景「群猿山」
雪と冬芽


夏緑の深耶馬渓「一目八景」
夏緑の深耶馬渓・一目八景「鳶巣山」
夏緑の深耶馬渓・一目八景「夫婦岩」
キツネノカミソリ
夏の一目八景「群猿山」
夏の花


深耶馬渓「一目八景」の四季
秋の一目八景「群猿山」
晩秋の深耶馬溪「一目八景」
晩秋の深耶馬溪「一目八景」展望台
耶馬溪「一目八景」の「仙人ヶ岩」
耶馬溪「一目八景」の「夫婦岩」


冬積雪期「一目八景」の「奇岩群」
冬積雪期の「夫婦岩」
冬の一目八景「群猿山」
冬積雪期の「一目八景展望台」
雪と冬芽
冬積雪期の「一目八景の烏帽子岩」
冬積雪期の「一目八景」の「群猿山」


深耶馬渓「春の一目八景」
春の一目八景「群猿山」
春の深耶馬溪「一目八景」
ハナカイドウの蕾と開花
春の深耶馬溪・一目八景「烏帽子岩」
春の深耶馬溪・一目八景「鳶巣山」
春の深耶馬溪「水車と芽吹き」

静止画は以上です。ここからは動画にてお楽しみください。
/
耶馬渓は、大分県にある山国川の上流と中流の領域、およびその支流域を中心とした渓谷です。広い領域を占めているために、ふつう、本耶馬渓、裏耶馬渓、深耶馬渓、奥耶馬渓などに分かれています。それぞれ奇岩や奇峰が林立し、四季にそって特色ある美しい景観を見せてくれます。日本の三大奇勝や新日本三景の一つに選ばれているとのことで、秋の紅葉時は特に有名・・・、多くの人々が訪れます。
深耶馬溪は、耶馬渓でも一番の景勝地ともいうべき「一目八景」があるところです。群猿山、鳶巣山、仙人ヶ岩、夫婦岩、烏帽子岩など、8つの峰や奇岩が一望できることから、「一目八景」の名が付けられ、四季それぞれの風情を見せてくれます。
夏、深い緑に覆われた峰や奇岩群は、姿を少し隠し、岩肌も緑陰に席を譲っているようです。谷間ではセミの声が響きました。秋になると峰々の下の方から黄葉や紅葉が這い上がり、岩肌もはっきりして来ます。展望台の傍にあるカエデも紅色のグラデーションに染まって青い空に映えていました。また冬には薄い雪で岩山も奇岩も白く覆われ、静寂のる姿が冬木立を通して見られます。そして春、灰褐色の岩肌の周りは、木々の芽吹きに霞み・・・。それらの中で、薄いピンク色の花をいっぱいに纏った山桜が、春の到来をはっきりと告げていました。街では苔むした水車が、コットン、コットンと廻りつづけていました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2015年08月30日
- 更新日
- 2017年05月12日 17時 12分