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九州がんセンター敷地における冬(12月〜2月)の草木の実・種子
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九州がんセンターの敷地内には、写真に撮られたものだけでも、これまで約450種類の植物が確認されております。四季に添いながら、敷地内の公園、建物の片隅、野原などで花を咲かせ、実をつけて来ました。その中でも、特記すべきはとして何十年にわたってのボランティア活動で、多くの花壇や花の道で植物たちを世話して来られた皆さま方の貢献がありました。昨年、新しい病院に立て替わりましたが、今もこのような活動は続いています。
皆さんのご努力で、冬期(12月から2月)にも多くの植物たちが、息づいています。北風に耐える木々、晩秋の表情を残した実たちが過ぎてゆく季節を送り、やって来る季節を迎えています。
実たちも様々です。ミカン類の黄色い実、アマドコロの濃い紫色の実、タンキリマメやツゲの黒い実が見られます。
また実が開き顔を覗かせる黒い種子や、白い綿毛を付け風を待つ種子なども風情があります。タンポポやトウワタの今にも飛んでゆきそうな綿毛の種子たち・・・。寒い風の中でも、足を止めて冬の実や種子を見ると、その逞しさに力づけられます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2017年02月01日
- 更新日
- 2017年05月12日 17時 07分