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日本各地の有名な松原(三大松原と天橋立)
Japan's three major Matsubara and Amanohashidate
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海に囲まれた日本列島は、日本海側や太平洋側に美しい海岸の景勝地が多くあり、白砂青松の松原は、心の故郷として日本文化の一面を担ってきました。その中でも、「気比の松原」、「虹の松原」、「三保の松原」は、とくに規模や景勝などの点で優れているので、日本の三大松原と呼ばれています。また日本三景の一つ「天橋立」も長い砂州に生まれた松原です。そして色々な伝説や物語が生まれた景勝地です。
「三保の松原」は 駿河湾に面した松林で、太平洋から打ち寄せる白波、海の青さと富士山が織りなす風景で知られています。また天女伝説で知られる羽衣の松が有名。
「虹の松原」は唐津湾の海岸沿いに、黒松が幅400〜700mの松原となって、約4.5kmの長さにわたり弧状となって続いています。鏡山から見る、眼下のすばらしい虹の松原は、規模の面から見て圧倒的な姿です。
「気比の松原」は若狭湾に面した敦賀の景勝地で、古くから知られ『万葉集』や『日本書紀』にも詠まれています。赤松が8割以上を占めていて、「一夜の松原」という伝説もあります
「天橋立」は日本海の宮津湾と内海の阿蘇海を南北に隔てる約20〜170m、全長約3.6kmの砂州にできた松原。大小約8000本もの松が茂り、その形が、天に架かる橋のように見えることから『天橋立』と呼ばれています。笠松公園の展望台にある “股のぞき”からみた「逆さの天橋立」は、一見の価値があります。(潮 信輔)
- 登録日
- 2018年06月26日
- 更新日
- 2018年06月27日 09時 59分