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日本各地の「 柱状節理の海岸(その1)」
Columnar joints of coasts In various parts of Japan(part 1)
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柱状節理(ちゅうじょうせつり)は、火山性の玄武岩や安山岩に五角形ないし六角形の柱状の割れ目が生じ、蜂の巣に似た形を示した岩石の柱が集合したものです。マグマが冷えて固まる際に、収縮して生じ、これらが地表に流出した熔岩流の近くで、しばしば観察されます。北海道の層雲峡、福井県の東尋坊、兵庫県の玄武洞などが有名です。
日本列島は、多くの火山帯があり、マグマが地表に現れ冷えて出来た火山性の柱状節理の岩群・・・。気も遠くなるような永い地殻活動を経て、海岸に景勝地を造ります。その代表的なのが、幾何学的な六角形や五角形の岩群からなる海岸の奇勝地。
北海道から鹿児島まで、日本各地の多くの「柱状節理の海岸」があります。今回は「その1」として、佐賀「唐津の七ツ釜」、北海道「花咲の車石」、福井「東尋坊」、宮崎「日向の馬ケ背」の柱状節理の海岸を紹介いたします。
多くの人々が訪れ、地球のマグマの歴史に接してながら、感嘆の声を上げています。そして傍の海岸では、可憐な野草たちが潮風、波風を受けては微笑んでいます。一緒にみて、自然の美しさや不思議さを感じてください。(潮 信輔)
- 登録日
- 2018年02月11日
- 更新日
- 2020年08月05日 16時 24分