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六月の花と実(がんサバイバー・クラブ 2018年6月 寄稿)
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六月に入り、雨が降ることが多くなりました。しかし南北に広がる日本列島、地域によって気候に違いが見られます。梅雨がない北海道では、本州と違った花たちが咲きます。礼文島のレブンアツモリソウはその一つ。
一方、鹿児島の奄美大島は梅雨の後半となっていて、海岸ではアダンに代表される南洋植物の実が、夏空に映えています。本州では湿気や雨を好む植物たちが咲き始めました。長野にある高峰高原では、群生するレンゲツツジがオレンジ色の花を付け、福岡市の市街地の庭先では、アジサイたちが梅雨に濡れて・・・、花弁の色はひときわ鮮やかになります。また南阿蘇では、ハナイカダ(花筏)が緑葉の真ん中で青い実を付けていました。
梅雨の候でも、花や実たちは存在感を誇っています。(潮 信輔)
- 登録日
- 2018年06月18日
- 更新日
- 2021年05月25日 14時 55分