癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

　裏磐梯には明治中期に生じた磐梯山の大噴火により、数多くの湖や沼が造られました。沼としては、五色沼は有名。大きな湖としては、桧原湖、小野川湖、秋元湖は裏磐梯三湖とよばれる景勝地で、磐梯朝日国立公園に属しています。そして、磐梯吾妻レークライン途中にある涼風峠の周辺からは、これらの３っの湖が眺望できます。

　桧原湖は裏磐梯最大の湖で、湖岸周約31km、最大水深31ｍ。美しい島々が浮かんでいて、モーターボートや観光船も運航されています。小野川湖は最も小さな湖ですが、湖内は数カ所に小さな無人島も浮かんでいて、風光明美で知られています。。秋元湖は桧原湖に次ぐ大きさの東西に長い湖です。裏磐梯三湖の中では水深が最も深く、展望台もあり、手つかずの自然が多く残っていると云われています。

　そして涼風峠は、磐梯吾妻レークラインにある峠です。桧原湖、秋元湖、小野川湖の３つの湖を一望できるビューポイントであることから、三湖パラダイスとして呼ばれています。今回おとずれたのは秋・・・、峠を渡ってくる高原のさわやかな風が、森の黄葉や紅葉がおりなす旅情を一層、高めてくれました。（潮 信輔）