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ヤマハギの四季(更新用に要タイトル、画像修正、要コラージュ)
Four seasons of bush clover






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ヤマハギは、日本のほぼ全域の里山や原野で自生するマメ科の落葉低木です。ハギと言えば、通常、ヤマハギをさします。秋の七草の一つですが、実際は草ではなくて木の仲間。昔から日本人に親しまれ、万葉集では142首も詠まれているとのこと。ハギ(萩)の和名は万葉時代に、毎年古い株の根元から芽を出すので、生え芽(キ)→変じて生芽(ハギ)となったと考えられています。葉は互生し、楕円形の小葉が付き(3出複葉)、秋には黄葉します。花期は夏から秋で、枝の先端から多数の花枝を出します。花はマメ科特有の蝶形花。赤紫色の花房をたくさん付けます。そして垂れながら、秋風に揺れる姿・・・・・・、風情が漂います。果実は楕円形で、中に1個の種子を包んでいます。
やがて寒い冬、すっかり落葉した細長い枝や幹は、寒風に揺れます。しかし次の春、再び幹の根本から、新しい芽がたくさん出てきます。ところで、ヤマハギの花言葉は、「思案」、「想い・物思い」、「内気」、「無邪気・子供の心」など。可憐で、控えめな花の姿を、よく言い表しています。(潮 信輔)
- 登録日
- 2023年09月15日
- 更新日
- 2023年07月29日 01時 23分