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チョウセンアサガオ
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22009
チョウセンアサガオは曼陀羅華とも呼ばれます。約200年前、紀州の医者・華岡青洲がこのチョウセンアサガオなどを調合して「通仙散」という麻酔薬を作り出し、文化元年(1804)に世界初の麻酔下での乳癌摘出手術に成功しました。
「チョウセンアサガオ」について
学名:Datura metel L.
別名:曼陀羅華(マンダラゲ)
熱帯アジア原産の1年草で、江戸時代に輸入され薬用として栽培されたとされます。花は上向きに咲き、果実は球形で刺があり、種子は扁平、三角で淡褐色をしています。他のD. stramonium、D. tatula、D. meteloidesとともにスコポラミン、ヒヨスチアミンの成分を含み、鎮咳・鎮痛・喘息煙草に用いられました。華岡青洲が外科麻酔に用いた「痛仙散(麻沸散)」の主剤は生薬・曼陀羅華(果実)です。(文章:逸見誠三郎)
熱帯アジア原産の1年草で、江戸時代に輸入され薬用として栽培されたとされます。花は上向きに咲き、果実は球形で刺があり、種子は扁平、三角で淡褐色をしています。他のD. stramonium、D. tatula、D. meteloidesとともにスコポラミン、ヒヨスチアミンの成分を含み、鎮咳・鎮痛・喘息煙草に用いられました。華岡青洲が外科麻酔に用いた「痛仙散(麻沸散)」の主剤は生薬・曼陀羅華(果実)です。(文章:逸見誠三郎)
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