名所旧跡:No.30 唐津城 (歴史を感じる)
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鶴が舞うように。
初代唐津藩藩主・寺沢広高が、慶長7年(1602)から7年の歳月をかけて築城。
天守閣は5層5階地下1階で、1966年に再建されました。
その天守閣から東西には、数キロにわたって防風林として松が植えられ、東が「虹ノ松原」、西が「西の浜の松原」と呼ばれています。
そして天守閣を鶴の頭に、東西に広がる松原をその翼に見立てたところから、別名「舞鶴城」とも呼ばれるようになりました。
最上階からの眺望は素晴らしく、唐津湾、玄界灘などが、一望できます。
島にそびえた本丸は今・・・。
本丸は、満島山(みつしまやま)と呼ばれる陸続きの島に造られました。
現在、本丸の半径1キロは「舞鶴公園」となり、四季の美しい花々が咲き乱れています。またここには、情趣あふれる茶室もあり、まさに市民の憩いの場となっています。
唐津には、新羅に何度か兵を送った神功皇后(じんぐうこうごう)の船出の地という伝説もあり、古くから朝鮮や大陸との交通の要地でした。
そして唐代以降、活発な港町となり、「唐」に「港」を意味する「津」がつけられたのが、「唐津」の名の由来です。
名 称/唐津城(からつじょう)
別 名/舞鶴城
所在地/佐賀県唐津市東城内