名所旧跡:No.45 光明禅寺 (凛とした和を感じて)
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「光明禅寺」の動画
鎌倉中期に建立された臨済宗の質実な禅寺
文永10年(1273)、菅原家出生の鉄牛円心和尚が、装飾を持たない質実な造りの「光明禅寺」を建立したと云われています。
その禅寺には見事な前庭「仏光石庭」と裏庭「一滴海庭」があります。
九州唯一、枯山水の庭園を持つ禅寺
前庭の「仏光石庭」は、釈迦・文殊・普賢の3仏に見立てた3石に、12の石も配して「光」という字を表した石庭です。
また裏庭の「一滴海庭」は裏山も借景として利用した枯山水の庭園で、「広大な海も一滴の水から」という意味を持ち、大陸を青苔で、海を白い玉砂利で表現しています。
「苔寺」としても知られる光明禅寺は、モミジの新緑期にはシャクナゲとの共演が楽しめ、紅葉期には京都の寺院にも負けない自然美を楽しむことが出来ます。
太宰府天満宮のすぐ近くですから、天満宮にお立ち寄りの際はこの禅寺にも拝観されることをおすすめします。
名 称/光明禅寺(こうみょうぜんじ)
所在地/福岡県太宰府市宰府
宗 派/臨済宗