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夏の北海道「知床峠、羅臼岳と羅臼港」
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知床峠(標高740m)は羅臼とウトロを結ぶ、知床横断道路の頂上の付近にあります。この一筋に走る横断道路は、冬季は通行止めになり、4月下旬から10月下旬の約6ヶ月間だけ開通されます。ゆえに日本で通行できる期間が、一番短い国道とみなされています。
今回訪れたのは夏。なだらかな知床峠は濃い緑の樹木で覆われ、道のそばの疎林には、時々エゾシカが姿を見せました。親子のシカは、顔を覗かしては、不思議そうに見ながら、森へと走り去って行きました。
知床連山の最高峰である羅臼岳は、知床を象徴する標高1,661mの山です。知床峠の頂上付近にあって、ハイマツの樹海から抜け出すようにして聳えています。この岳の中腹から頂にかけて、雲が留まっては、ゆっくりと流れてゆきました。そして知床峠を少し過ぎると、羅臼方面は雲海に包まれていました。
羅臼港は知床半島の南東部にあって、日本でも有数の漁獲量を誇る漁港です。特に羅臼コンブは有名。また根室海を隔て国後島と向き合っています。朝の霧と雲がたなびく港町は、静寂そのもの・・・。岸壁には数人の釣り人がいて、その周りをカモメかウミネコたちが歩き回っていました。穏やかな朝景色でした。(潮 信輔)
- 登録日
- 2014年02月06日
- 更新日
- 2016年09月21日 10時 41分
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