TOP > テーマ別おすすめ画像 > 夏の福岡・能古島「ひまわり畑、花壇、古民家風情」
テーマ別おすすめ画像
夏の福岡・能古島「ひまわり畑、花壇、古民家風情」
/
能古島(のこのしま)は福岡市にあり、博多湾にぽっかり浮かぶ周囲が約12kmの風光明媚な島です。渡船場からフェリーにて約10分でつく、福岡市民の自然あふれる憩いの島。博多湾に並んで浮かぶ志賀島と同じく、永い歴史もあり、古くは国を守る「防人」が置かれ、万葉集にも歌われています。また鎌倉時代の元寇でも、知られている島です。
四季折々の花が咲く「のこのしまアイランドパーク」には、行楽地として多くの市民が訪れます。
夏、博多湾に面した花畑は、黄色いヒマワリでいっぱい。海の色に黄色の絨毯がよく映えていました。花畑に親子連れや恋人たちが仲よく、散策して、子供や彼女たちの顔もヒマワリのように輝いていました。近くの古民家通りでは、六地蔵が微笑み、駄菓子屋や赤いポストなどが、懐かしい風情を醸し出していました。
また園内にはヒマワリの他にも、多彩な色どりの花たちが夏を謳歌していました。真っ赤なサルビアとケイトウ、ピンク色のフヨウ、紫のダンギク、黄色のランタナ・・・。そしてカラスウリの白い花と緑の若い実も。そのほかにも、至る所で名もわからない植物たちが、夏の暑さに負けずに花や実を付けていました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2014年10月15日
- 更新日
- 2021年06月17日 15時 18分