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テーマ別おすすめ画像
春・新緑期の阿寒湖畔

春の阿寒湖

夕方の阿寒湖畔と雄阿寒岳
阿寒湖温泉の「弁慶の足湯」
阿寒湖畔の「ボッケ」
湖畔の入日と桟橋
アイヌコタンのシマフクロウ像
エゾオオサクラソウ


春の阿寒湖畔
夕方の阿寒湖畔と雄阿寒岳
阿寒湖と釣り人
阿寒湖畔の雪塊とフキノトウ
群生するコバイケイソウの緑葉
原生林床の若葉たち
朝の阿寒湖畔
エゾオオサクラソウの群落


春の阿寒湖畔「弁慶の足湯」
阿寒湖温泉の「弁慶の足湯」
阿寒湖畔の天然温泉「弁慶の足湯」説明板
天然温泉「弁慶の足湯」
フキノトウ


春の阿寒湖畔「泥火山(ボッケ)」
阿寒湖畔の「ボッケ」
阿寒湖畔の「ボッケ」
阿寒湖畔の「ボッケ」
白花延齢草


阿寒湖畔の春の花たち(その1)
蝦夷大桜草
ミヤマカタバミ
レブンコザクラ
阿寒湖畔のツクシ

阿寒湖畔の春の花たち(その1)
ミネザクラ
白花延齢草
レブンコザクラ
スミレ


春の阿寒湖畔「マリモの唄」歌碑と夕景
阿寒湖の夕映えと湖面の輝き
マリモの歌碑と阿寒湖の夕景
夕方の阿寒湖畔と雄阿寒岳
ミネザクラ


阿寒湖々畔の温泉街風情
阿寒湖アイヌコタンの木彫り土産店
阿寒湖畔、アイヌコタンの土産店
阿寒湖温泉街の郷土民芸店
阿寒湖温泉街の土産店
アイヌコタンのシマフクロウ像
アイヌコタンの古式舞踊

静止画は以上です。ここからは動画にてお楽しみください。
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阿寒湖は北海道東部の釧路市にあって、標高が420mのカルデラ湖です。周囲は30km、平均の水深が17.8mですが、最大の水深は45mもあります。湖の東岸側には、雄阿寒岳が勇姿を見せ、ここより約8kmには、現在も活動中の活火山である雌阿寒岳がそびえています。火山地域にあるために、湖の南岸には温泉が湧き、阿寒湖畔は温泉街としても有名。全域が阿寒国立公園に含まれる道東を代表する観光地となっていて、四季折々多くに人々が訪れます。
今回訪れたのは5月下旬、晩春なのに阿寒湖畔は残雪が残つていました。しかしその傍で顔を出したフキノトウとツクシ。また原生林にそった遊歩道の近くでは、薄桃色のミネザクラ、ピンク色のレブンコザクラやエゾオオサクラソウ、薄紫のスミレたちが、北海道の高地にも春が来たことを喜ぶように咲いていました。冬は氷雪に覆われていた弁慶の足湯は、春には温かい湯を出し湯けむりが上がり、ボッケ(泥火山)からは、噴気とともにプクプクと丸い泥を持ち上げていました。夕方の湖畔は、夕陽に照らされた森の木々やマリモの歌碑、遊覧船と桟橋が黄金色に輝き、やがて静寂の日暮れへ・・・・。
そして夜、温泉街の店々は、灯の下、お土産を買う人々で賑っていました。その先に設けられたアイヌコタンでは、翼を広げたシマフクロウの像が人々を誘い、アイヌ民族の服を纏った女の方々が、哀調を帯びたムックリの響きにのって、古式芸能を舞っていました。その素朴さに心を打たれました。(潮 信輔)
- 登録日
- 2018年03月22日
- 更新日
- 2018年03月22日 09時 05分