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九州がんセンター病院「花と緑の小径」の花壇
















福岡市にある「九州がんセンター病院」の敷地内には、約260種類の花や木があります。それぞれ四季の巡りとともに、多彩な花や実たちが、患者さんやその家族、病院の職員の皆さんを癒やしてくれます。とくに病院の玄関近くでは、細くて少し曲がりくねった道があり、最近「花と緑の小径」と名付けられました。ここでは”花の仲間たち”と呼ばれるボランティアによって、花壇造りとその管理と世話が、春夏秋冬、暑い日も雪の日も行われています。メンバーは約20人で、私もその一員として花を植えたり草取り、またこの花壇やそばの林で、咲いた花や実たちを撮影しています。 天気が良い日には、祖父母、両親、子どもや孫など3世代にわたる人々が、揃って、この花壇の花や実たちを見ながら小径を、ゆっくりと歩いておられます。それぞれの会話も弾んでいる場面を、多く見てきました。
今回は、九州がんセンターでの「花と緑の小径」の花壇を、主に掲載いたしました。植物の花や実は勿論ですが、花の仲間たちの作業もお知らせいたします。そして特に、この花壇の一部分として設けてある、「院内小学校の花壇」の花たちや可愛い置物たちも紹介しました。
九州がんセンターの病院に入退院されたり、外来で通院されている小児を含む大人の患者さん、そのご家族の方々へ・・・。このボランティア花壇には、初代の入江英雄院長の標語「病む人の気持ちを」と共に、病院のすべての職員の願いが込められています。今後とも、病院に従事する職員の願い、および数十年にわたりボランティア活動をされてきた、”花の仲間たち”の心情を知っていただければ幸いです。(潮 信輔)
- 登録日
- 2025年09月22日
- 更新日
- 2025年09月26日 02時 06分