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ウツボグサの四季
Four seasons of self-heal
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ウツボグサは日当たりの良い、山野、草原、里村やあぜ道などに、群生する多年草です。弓矢の矢を収める靫(うつぼ)に似ていることから、名付けられたとの事です。春から初夏頃に、穂状の薄紫色の花を咲かせます。野草の間から顔をのぞかせる風情は、春の暖かさを感じさせます。幅の広い苞が整然と並び、紫色のきれいな花が穂のように群がるに、順序よく咲いて行くその姿・・・。そして近づいて見ると、ひとつひとつの小さな紫の花は、小さくてとても可憐です。花言葉としては“優しく癒す”、“協調性”が挙げられています。この花の特徴をよく、言い表しています。
夏の盛り頃には、茶色や褐色に変わる花穂へ。そのために、夏枯草(カゴソウ)とも呼ばれます。(潮 信輔)
- 登録日
- 2019年12月27日
- 更新日
- 2021年06月28日 18時 46分