名所旧跡:No.173 阿蘇くじゅう国立公園(くじゅう地区) (自然味豊かな名所)
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「阿蘇くじゅう国立公園(くじゅう地区)」の動画
1700m級の山々九重連山は出湯の癒し高原
主峰である久住山(1786m)を筆頭に、九州本土最高峰の中岳(1791m)、稲星山(1774m)、星生山(1762m)、三俣山(1745m)、大船山(1786m)等の1700m級の山々が連なる“くじゅう連山”。
三俣山と星生山の間にある「硫黄山」からは、今も絶え間なくマグマの蒸気が沸き上がっています。
山麓の温泉“九重九湯”(実際は9つ以上あるとか)、山腹の法華院温泉は人気の温泉郷で、登山客も多く利用しています。
連山の南には久住高原が拡がり、北には飯田高原が拡がる、自然豊かな人気の観光地です。
ラムサール条約登録湿地
平成17年(2005)11月8日、第9回ラムサール条約締約国会議(開催地;ウガンダ)にて、竹田市久住町にある「坊ガツル」と玖珠郡九重町にある「タデ原」が保全すべき湿地として登録されました。
山岳地の湿原としては国内最大級の面積で、ヌマガヤ、ミズゴケなど貴重な湿原植物が群生しています。湿原は地元の人たちが行う「野焼き」により維持されています。
熊本と大分の両県にまたがる阿蘇くじゅう国立公園は、昭和9年(1934)年に誕生しました。その後昭和28年(1953)の区域拡張(鶴見岳周辺)、昭和31年(1956)の区域削減(高崎山を瀬戸内海国立公園に編入)を経て、昭和61年(1986)に現在の名称である阿蘇くじゅう国立公園に改称され、現在に至っています。
「阿蘇地区」も「由布・鶴見地区」もご覧下さい。
また、この名所・旧跡のコーナ内の「九酔渓」「男池」も『阿蘇くじゅう国立公園』に含まれます。
名称/阿蘇くじゅう国立公園(あそくじゅうこくりつこうえん)