癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

　常緑の松は、海岸に、砂浜に、山に、庭園に、城壁に、良く調和します。風雪に耐えた森、枝、幹、根には、風格が漂い、日本の風情を高めます。（潮 信輔）

　植物をありのままに描くものに、ボタニカルアートの分野があります。花や葉、棘や茎、枯れた箇所、虫が食べた跡まで、自然そのままに、丁寧に綿密に描き上げていきます。 　そこには植物を暖かい目で、愛おしむように描く人柄が、にじんでいるようです..

わが国の秋は紅葉の彩りが、私たちを癒してくれます。紅葉は森や林、寺院の庭、里村や街角など、いたる所で、何気ない所で、秋がたしかに訪れたことを知らせてくれます。その中でも、とくにモミジの紅い葉は、秋の代表的な風情を醸し出します。（潮　信輔）

　櫨（ハゼ）は昔からロウソクの原料として栽培されてきました。久留米の柳坂曽根のハゼ並木は、古木とともに良く保存され、多くの観光客が訪れています。冬の芽、春の新緑、夏の青い実、秋の紅葉など、人々の目と心を癒し、それぞれ時の移ろいを感じさせ..

　柿の木は日本の至る所で見られ、童謡などの歌詞にもよく使われています。柿、とくに紅い実は、幼い時や地方への旅行での思い出として、記憶のどこかにあるようです。柿の四季を集めてみました。（潮 信輔）