癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

　水が浅瀬を流れるところをせせらぎと云い、さらさらと流れる水の音を伴います。緑の中、周りの野草の葉を揺らしながら、チョロチョロと流れる小川。田んぼのあぜ近くで、コットン、コットンと規則正しい音を奏でる水車の調べ。 　そして水車からの流水..

　１日が終わり、ホッとしながらも肩に幾分かの疲れを感じ、首を回したとき、夕焼け雲の美しさに見とれる時があります。 広がる夕映えの中で、黄いろ、ピンクいろ、黄金いろ、あかね色、燃えるような赤い色の雲。それも見ているうちに変化し合って、夕方..

山と雨が多い我が国では、各地で湧き水が見られます。わきみず（湧き水）は、地面からぷくぷく、チョロチョロと湧き上がってくる水です。深山や丘、草原や湿原で、浅瀬や小さな流れとなって、奏でる水の音。又清く澄んだ水は、砂や水草を揺らします。そし..

　雲は春夏秋冬の四季のみならず１日でも、朝・昼・夕で姿や形を変えます。１つの雲を眺めていても、陽や光り、風や空気の流れで、刻々変化していきます。形から呼ばれるひつじ雲、すじ雲、いわし雲、入道雲。また色から呼ばれる白雲、あかね雲など。 　..

　冬の寒風や雪にさらされても、木の枝には芽が静かに、静かに春の開花を待って息づいています。少しずつ膨らんでゆく蕾、淡く色ついて行く花芽、若葉をつけ始めた芽。それぞれ可憐な中にも、力強さを感じます。・・・・もうすぐ春です。（潮　信輔）

植物には、水が必須です。とくに雨は植物を潤すのみでなく、花や葉に色つやや清らかさを与え、周囲の風情を引き立てます。しっとり濡れた枝、スーッと流れる水の筋、花や葉の先っぽに溜まる雨滴、赤い花や実に輝きを与える雨。植物と雨は、たしかに協調し..

「せせらぎ」は、浅瀬を流れる水の音や小さな流れを表す言葉です。森や渓谷での渓流など静かな環境のもと、規則正しく耳に入ってくる「せせらぎ」の音。そばの濡れた岩や苔、揺れる草花などを伴うことが多く、気分を落ち着かせてくれます。（潮　信輔）

　そよそよと吹く風で、微風も「そよかぜ（そよ風）」と呼ぶようです。四季のうち、とくに春と秋に吹くそよ風は、心地よくて、草原、高原、川べり、公園など外へ出掛けたくなります。菜の花、桜や柳を揺らしているそよ風。また、田んぼでは、稲や麦が吹き..

九州がんセンターには、数十本の桜木が育っています。冬の寒風で耐える芽、東風と共に開き始めるつぼみ、満開の花房、春風で舞う花吹雪。そののち黄緑の葉から青葉へ、夏の濃い緑葉をへて黄葉から秋の紅葉へ。葉が落ちてゆく枝から雪を被った冬の枝へ。そ..

世界最大のカルデラをもつ雄大な阿蘇山では、噴火に伴う地層の変化、新旧の噴火口、高原などが歴史を語っています。また四季折々の植物たちが、忘れがたい旅情を呼び起こします。（潮　信輔）