癒し憩い画像データベース/九州がんセンター

　春は花の季節ですが、若葉も萌え立つ季節です。黄緑色の若葉が多いですが、バラの様に赤味を帯びた若葉もあります。そして木々では、花と若葉の関係もさまざまです。ソメイヨシノ、コブシやサンシュユでは、まず花が最初に咲き、後に若葉が出て来ます。..

季節の訪れは、野や山に草花を飾らせながら、たしかに巡っています。そうです。４月に入り九州北部も、急に暖かい春の風情が満ちて来ました。里村や街でも、春がすみの下、のどかな風景がふえて･･････。草木の匂いを運んでくる春のそよ風、春のやわらかい..

樹木の根は地面を広がり、安定感を与えます。古い巨木であればあるほど、そして、これに緑色の苔が備わると、風格と品格を伴います。雨上がりのみずみずしい緑の苔を抱く古木の根･･････。日本庭園の古木と苔庭をやわらかく照らす日だまりや木漏れ日。苔が..

早春の３月、次第に日差しの光が明るくなり、南よりの風が続いたかと思うと、翌日は北からの風に肌寒さを感じるような早春です。しかし季節は、確かに少しずつ移り、日毎に春めいて、３月末にはサクラの開花前線が日本列島を北上しはじめます。里山や里村..

樹木は四季折々、いろいろな色や形の花や実、樹形で人々の目を惹きつけます。ところで樹木の根も、大切な役目を果たしています。地面を固めて土砂流れを防ぐ根、城の石垣を守る根、坂道で足場をつくる根、ラクウショウでは気根として･･････。とくに森や林..

　日本人にとって早春という言葉は、心に響いてくるものがあります。柔らかい響き、待ちにまった憧れ、希望の息吹 などが･･････。 　まだ寒さが残る中にも、冬を耐えた枝先には新芽が顔を出し、野山や原っぱでは、黄緑色の若葉が萌えいでてきます。そして..

日本では昔より、竹林は日本人の生活と文化に深く関わりがありました。とくに和風の庭園を構成するのに、竹林は重要な役割を果たしています。竹林を風が通りぬける時のサラサラと奏でる音、竹の黄色い落ち葉が一面に広がり、周りが明るくなった竹の林床･･･..

日光の山からの急流が集まる大谷川には、アーチ式で朱塗りの「神橋」が架かっています。東照宮、輪王寺、二荒山神社への参詣道として、日光の象徴となっています。歴史は古く、奈良時代に日光山輪王寺を創建した勝道上人に由来する逸話から、別名が「山菅..

キヅタ（木蔦）は東南アジアの山野に広く分布する、常緑の木本的なつる性植物です。夏は緑性ですが秋に紅葉して落葉するツタに対して、冬にも常緑であることから、別名はフユヅタ（冬蔦）。茎の各所から根（気根）を出し、地表や他木の幹にしっかりと付着..

ドングリはブナ科の樹木でみられる、堅い実（堅果）の総称です。わが国では約２０種もあるとのこと。地域、落葉するか、常緑か、葉や実の形と大きさ、殻斗（お皿、ハカマ、帽子）などによって、少しずつ違います。このうち、アラカシ（粗樫）は常緑で、公..